ギリシャ首相、医療用大麻の合法化を名言
2017.07.05
カテゴリ:ヨーロッパ
ギリシャ首相、医療用大麻の合法化を名言
ギリシャ政府広報機関のGreek Government Gazetteによると、アレクシス・ツィプラス総理大臣は先週の記者会見で「我が国は新しい1ページを刻む。ギリシャは必要に応じた医療大麻の処方を合法とする国の仲間入りを果たす。」と明言しました。
医療大麻の栽培や流通に関する規制などについては今後詰めていく段階であるとのこと。
これによってギリシャはチェコ共和国、フィンランド、オランダ、ポルトガル、スペインに続きヨーロッパで6ヶ国目の医療大麻合法化国となります。
またツィプラス総理大臣は大麻をこれまで薬物規制のAクラスからBクラスにダウングレードさせることも発表。これはメサドンなどの医療価値のあるオピオイド系の薬物と同等ということになります。
この法改正により医療大麻産業の勃興とそれによる経済効果も見込まれています。
例えば現在カナダでは大麻合法化に伴い年間230億ドル(約2.6兆円)規模の大麻関連産業が生まれており、これは同国のビール、ワイン、スピリッツの売り上げの合計を追い抜いています。
【BUZZAP! 2017年7月5日】