大麻はハーブの一種です
大麻はハーブの一種です

大麻草に含まれる薬効成分を「カンナビノイド」といいます。
大麻は、日本でも戦前まで漢方として処方され、喘息(ぜんそく)やアレルギーの薬として一般的に使用されていました。
このように薬効のある植物を総称してハーブといいます。
良く知られているカモミール、アロエ、ペパーミントなどのほか、漢方で使用されるカンゾウやウコン、料理によく使われるオニオン、ゴマ、ニンニクなどもハーブに属しています。
日本を代表するハーブとしては、沢ワサビ、サンショウ、シソなどがあります。
日本人が伝統的に使用してきたハーブは香りがとても良い事が特長で、大麻も非常に品の良い香りを持つ植物です。
中国には、「優れた医師は未病を治し、劣った医師は病人しか治せない」という故事があります。
ハーブ療法本来の目的はまさに未病(病気の予備軍)を治し、人間を治すことにあります。
また、大麻の実にはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、それを絞って取った油には必須脂肪酸であるリノール酸(オメガ6)とα-リノレン酸(オメガ3)が理想的なバランスで含まれています。
100歳を超える健康的なお年寄りの多い中国のある長寿村では、大麻の実を常食する習慣があります。大麻の実や油には、血液をサラサラにし、脳卒中や心臓循環系の病気を予防する効果があるものと考えられます。
このように、大麻は人々の健康や美容のためにの多大な寄与をする植物なのです。